スマホやPCから簡単!サブスクのムダをなくして貯金に繋げる方法
サブスクの見直しで毎月の負担を減らし、貯金につなげましょう
毎月自動で引き落とされるお金の中に、「サブスク」と呼ばれる定額サービスがあります。動画配信サービスや音楽聴き放題、スマホの有料オプション、アプリの利用料など、様々なものがあります。便利なサービスが多い一方で、「そういえば、これ何だっけ?」「あまり使っていないけど、毎月引き落とされているな」と感じるサービスはありませんか。
これらのサブスクは、一つあたりの金額はそれほど大きくなくても、複数契約していると毎月まとまった金額になります。この見直しは、実は手軽に始められる節約であり、ストレスなく貯金を増やすための有効な方法の一つなのです。
なぜサブスクの見直しが貯金に良いのでしょうか
サブスクの見直しをおすすめする理由はいくつかあります。
- 毎月の固定費が減らせます: サブスクは一度契約すると自動で更新されるため、毎月必ず出ていくお金(固定費)になります。不要なものを解約すれば、その分だけ確実に支出を減らすことができます。
- お金の使い道が明確になります: 何にいくら払っているかを把握することで、自分の消費行動に気づき、より賢くお金を使えるようになります。
- 本当に価値のあるサービスを選べます: なんとなく契約しているサービスから解放され、本当に必要で、生活を豊かにしてくれるサービスだけを選んで使うことができます。
- 浮いたお金を貯金に回せます: 見直しで節約できた分のお金を、意識的に貯金に回すことで、無理なく貯蓄額を増やすことができます。
サブスクを見つける簡単なステップ
「どんなサブスクを契約しているか分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。まずは、現在契約しているサブスクリプションサービスをリストアップしてみましょう。
- クレジットカードの明細を確認する: 定期的に引き落とされているサービス名が記載されていることが多いです。
- 銀行口座の引き落とし履歴を確認する: クレジットカード払いではない場合、銀行口座から直接引き落とされていることもあります。
- スマートフォンのキャリア決済を確認する: スマートフォンの通信料と合算して支払っているサービスがあるかもしれません。携帯電話会社の会員ページや明細で確認できます。
- メールフォルダを探す: 契約時や毎月の利用確認のメールが届いている場合があります。「サブスク」「登録完了」「決済完了」などのキーワードで検索してみましょう。
- 各サービスの公式サイトやアプリを確認する: よく利用するサービスの会員ページにログインして、契約状況を確認してみましょう。
このステップで、ご自身が思っていた以上に多くのサービスを契約していることに気づくかもしれません。
不要なサブスクを整理してみましょう
契約しているサービスがリストアップできたら、次はその一つ一つが本当に必要か、しっかり利用しているかを確認してみましょう。
- 全く使っていないサービス: これが最も優先して解約すべきものです。登録しただけで忘れていた、しばらく使っていない、というサービスがあれば、すぐに解約の手続きをしましょう。スマホやPCから簡単に解約できるものがほとんどです。
- あまり使っていないサービス: たまにしか使わない、なくても困らないというサービスは、一度解約を検討してみましょう。本当に必要になったら再契約することも可能です。
- 似たようなサービスを複数契約している: 例えば、動画配信サービスを複数契約しているけれど、見ているのは特定のサービスだけ、といったケースです。一番利用頻度の高いもの以外は解約することで、無駄を省けます。
- 無料期間が過ぎて有料に移行したままのサービス: 無料で試すつもりだったのに、解約を忘れて有料になっていたというケースもよくあります。これも利用状況に応じて整理しましょう。
見直しのポイントは、「無理なく」行うことです。生活に欠かせないサービスや、利用することで心の満足度が上がるサービスまで無理に解約する必要はありません。あくまで「使っていない」「必要ない」と感じるものから手をつけるのがストレスをためないコツです。
見直しで浮いたお金を貯金に回す方法
サブスクを見直して毎月の支出が減らせたら、次はその浮いたお金を意識的に貯金に回しましょう。
- 「サブスク節約貯金」として別の場所へ: 見直しで浮いた金額(例えば月3,000円)を計算し、その分を毎月自動積立貯金に上乗せしたり、貯金用口座に移したりします。「このお金はサブスクを頑張って見直したご褒美」のように考えると、モチベーションも維持しやすいです。
- 貯金箱に入れる: 手軽に始めたい場合は、浮いた金額分を現金で引き出し、貯金箱に入れるのも良い方法です。お金が貯まっていく様子が見えるので、達成感があります。
ポイントは、「減らした分を何もしないと、結局別のことにお金を使ってしまいがち」ということです。意識して貯金に回す仕組みを作ることが大切です。
定期的な見直しを習慣にしましょう
サブスクの契約状況は変化します。新しいサービスを試したり、利用しなくなったりすることは自然なことです。年に1回や半年に1回など、定期的にサブスクの見直しをする日を決めておくと、無駄な支出を継続的に抑えることができます。
例えば、「確定申告の時期に一緒に見直す」「衣替えをする時期に見直す」など、既存の習慣とセットにするのも良いでしょう。
まとめ
サブスクリプションサービスの見直しは、家計の「隠れたムダ」を見つけ出し、ストレスなく貯金を増やすための効果的な一歩です。スマホやPCから手軽に始められますので、「貯金はしたいけれど、我慢するのは苦手」と感じている方に特におすすめです。
まずはご自身の契約状況を確認することから始めてみませんか。小さな見直しが、将来への安心につながる貯蓄へと繋がっていくはずです。